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『フライングボディーズ』

 FRYING BODIES

 

監督 中野裕之

【2013/日本/78分/一部日本語字幕】

上映スケジュール

①11月23日 13:30〜

②11月24日 15:30〜

 

 

沖縄初公開

青森大学の男子新体操部に舞台スパイダーマンの演出家が無理難題を要求。優れた身体能力で全てを実現してしまう、脅威のリンゴ男子たちを捉えた中の中野裕之監督の

ノンフィクションフィルム!!

監督舞台挨拶あり

©2013フライングボディーズ製作委員会  flyingbodies.jp

チケットは

こちらより

デザイナー三宅一生が企画・コスチュームデザインを行ない、世界的な振付家ダニエル・エズラロウが演出を行なった「青森大学男子新体操部」公演は、全ての観客に大きな感動を届けるとともに、男子新体操の世界に新たな表現の可能性をもたらしました。2013年7月18日に行なわれた最高の舞台。たった一度だけの、しかもこれまでに経験したことのない内容とスケールの公演に向けて、選手たち、そしてコーチ陣が何を考え、何を感じ、何に悩みながら青森の地で日々練習に取り組んで来たのか。本番までの3ヶ月に及ぶ青森大学新体操部の挑戦の日々を、中野監督のカメラが追いました。

 

出演: 青森大学男子新体操部

企画・コスチュームデザイン: 三宅 一生

ステージ演出: ダニエル・エズラロウ

音楽: オープンリールアンサンブル

編曲: 畑中 正人

ナレーション: 豊原 功補

撮影・編集・監督: 中野 裕之

撮影・監督・編集  中野裕之

 Shooting, Eediting, Directed  by Hiroyuki Nakano 

 

1958年広島県生まれ。早稲田大学卒業。映画、ミュージッククリップ、CM、自然映像、ドキュメンタリーなど、多岐にわたる映像作品を手がける。1993年、自身の会社であるピースデリックを設立。さまざまなミュージッククリップなどもてがけたなかに米国MTVアワード6部門にノミネートされたdeeeliteの“Groove is in the heart" などがある。

代表作は映画「SF サムライフィクション」(第2回プチョン国際ファンタスティック映画祭グランプリ、毎日映画コンクール新人監督賞受賞)、「アイロン」(第59回カンヌ映画祭批評家週間部門ヤング批評家賞受賞)、「TAJOMARU」、「美しい惑星」、「らもトリップ」など。

 

映画についてもっと知りたい人は・・・

2013年7月に行われた伝説の舞台の全記録

青森大学男子新体操部について

男子新体操は日本発祥のスポーツであり、バック転や宙返り(タンブリング)といった大技と、美しくスピード感あふれる動きを組み合わせた競技です。スティック、リング、ロープ、クラブを用いた個人競技と、6人で行なう団体競技があります。団体競技の選手同士が空中で交差するタンブリングは相互信頼や相手を思いやる心から生まれます。

 

本企画は、三宅一生がテレビの報道番組で、男子新体操界のパイオニア的な存在である青森大学新体操部の演技を目にしたことから始まりました。男子新体操はまだ多くの人に知られていない競技であること、そして青森の地で、選手たちがひたむきに練習を続けていることを知り、その素晴らしさを伝えたいと考えました。

 

今回の演目は、青森大学新体操部の演技に、ダンス・パフォーマンス界で国際的に活躍する振り付け家ダニエル・エズラロウが演出/振り付けを行ない出来上がりました。テーマは、「舞い上がる身体、飛翔する魂」。会場を大きな水のかたまりに見立て、青森大学新体操部が持つオリジナルの演目と今回のためにエズラロウが振り付けた演目を交互に組み合わせながら、大自然の驚異や海に棲むさまざまな生物を表現したストーリーが展開します。また、エズラロウの発案に基づき、4種の個人競技が連続する演目の途中で4人が一緒に行なう演技や、団体競技の2チーム計12人で行なう演技は、中田ヘッドコーチが新たに創作しました。さらに、12人の演技にその他の選手が加わり、部員全員で行う演技は、今回が初めての試みです。

 

準備段階では、ダニエル・エズラロウが4月末と5月末に2度来日し、青森大学にて、選手への演技指導を直接行ないました。その後青森では、彼の演技指導に基づき、選手たちによる練習が重ねられて来ました。コスチュームの制作チームは青森大学に出向くだけでなく、東京でも数名の選手が参加した仮縫いを実施し、試行錯誤の開発が続きました。また、音楽、照明、映像のスタッフも参加しての全体練習は、直前まで行われました。

 

男子新体操の新たな表現の可能性をご覧ください。

 

■男子新体操とは

 

男子新体操は、技術と芸術性を競うスポーツとして、スウェーデン体操、デンマーク体操、ドイツ体操をもとに日本で独自に考え出されました。戦前から品評会やコンクールなどが行われており、初めての競技大会が開催されたのは1946年です。1967年、それまでの「団体徒手体操」の名称から「新体操」と改称され現在に至ります。

 

現在、全国競技会の主なものとして「全日本選手権」「全日本学生選手権」「全国高校選手権」「全国高校選抜」「ユースチャンピオンシップ」「全日本ジュニア選手権」が開催されており、競技人口は日本全国で1500人ほどです。

 

個人競技と団体競技があり、どちらも音楽にあわせて13m四方のフロアマット上で競技をし、点数を競います。団体競技は6名で行います。演技時間は約3分で、振付・動きの組み合わせのうまさ・タンブリング(宙返り・バック転など)の難易度など、演技の構成の高度さを評価する構成点と、ミスの有無や構成の再現度、動きの質の高さなどを評価する実施点の合計で採点されます。

個人競技の演技時間は約1分30秒で、スティック・リング・ロープ・クラブの4種の手具を伴って演技を行います。全国高校選手権では2種目、他の競技大会では4種目すべてが演技されます。

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